Pubooにてミニ句集「団栗交換日記抄」を公開開始しました。
2005年に作成した豆本「団栗交換日記」から抄出した13句で構成されています。
作成順からいうと「まるめろ主義」より以前の句です。
われながら硬直気味な句であります。
去年、「まるめろ主義」という和本の豆句集を作成したのですが
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55mm×50mmの和本で、後ろにうっすら置いてある夫婦函に入っています。
この書体、組みの体裁を今回の電書で使ってみました。
(ちなみにこの写真の函入り豆句集は現在「東京堂書店」で発売中です)
セプテンバー、いいですね。漢字の角丸加減と「かな」が案外古風な趣を持っているところがたまらなく好きです。
タテヨコどちらの組みでも座りがいいのもいとおしい。
句集の組み方というと版面センターよりちょい上、ページ2句〜5句(全集や文庫はその限りではありませんが)というのがスタンダードかなと思いますが、もっとずっと脱力した感じを出したくて考えました。脱力したい。
表紙の書体はモリサワの「フォーク」です。